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野村モミジ

[2018年8月3日]

野村モミジ/織田河内守邸跡

【種 別】大野町天然記念物
【指 定】昭和42年5月26日
【所在地】大野町大字野1244番地1

 織田河内守邸跡が、カエデの園芸品種として有名な「野村モミジ」発祥の地です。

 野村モミジは、春の新芽は鮮紅色、その後成長とともに紅色が淡くなって緑と紫を加え、夏には緑または緑紫色、秋には黄紅色から紅色に変り、晩秋落葉するまでに葉の色が7度変わるといわれています。

 野村モミジをここに植えた織田河内守長孝(ながたか)は、織田信長の弟で茶人として有名な有楽斎(うらくさい)長益(ながます)の長子です。慶長6年(1601)、関ヶ原合戦の功により1万石の大名として野村に屋敷をかまえました。現在も、屋敷跡の西の区画には当時の土塁と堀が残っています。しかし、2代長則が嗣子なく亡くなったため、寛永8年(1631)に改易されてしまいました。
 長孝は、本町・西町・大手町・鐘鋳(かねい)町等からなる城下町を建設しました。戦前まで河内守邸跡の周囲には土塁に囲まれた武家屋敷跡の区画が残っていました。また、河内守邸跡の南一帯は、今も当時のまま「西町」と呼ばれています。

 長孝は、養老山中でみつけたカエデの1株を多芸(たぎ)郡金屋(かなや)村(養老町)の屋敷に植えて愛でていましたが、野村に移る際、これを野村の邸内に移植したと伝えられています。これが野村モミジの原木で、多くの文人墨客が訪れ、野村モミジを詠んだ詩句を残しています。
 野村モミジの原木は、幹囲5尺(約1.5m)ほどもあったそうですが、1800年代初頭に枯れたと伝えられ、2代目の木も昭和20年頃に惜しくも枯れてしまいました。現在は3代目の木が植え継がれています。

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