岐阜県では、「岐阜県障がいのある人もない人も共に生きる清流の国づくり条例」の施行を踏まえ、「人にやさしい岐阜県づくり」の一環としてヘルプマーク・ヘルプカードを導入し、配布しています。
ヘルプマーク・ヘルプカードの定着には、必要な方への配布はもちろんですが、県民一人一人の理解が何よりも不可欠です。ヘルプマークやヘルプカードを利用している人を見かけたら「思いやりのある行動」をとっていただくようお願いします。
1)配布場所 (1)大野町 民生部 福祉課
(2)県事務所 福祉課(西濃、揖斐、中濃、可茂、東濃、恵那、飛騨)
(3)岐阜県庁障害福祉課
2)配布条件
・県内に住所地等(勤務地、利用施設・事業所所在地等)がある方で、ご希望の方に無償で配布します。
・上記の窓口で概要を説明のうえ、お一人につき1個個別に配布します。
・配布にあたり、障害者手帳、身分証明書等の掲示は不要です。
・ご家族や支援者等の代理人による受取も可能です。
義足や人工関節を利用している方、内部障がいや難病の方、妊娠初期の方など、援助や配慮を必要としている方々が、バッグ等に身に付けることで、周囲の方に手助けを必要とすることや「見えない障がい」への理解を求めるものです。平成24年度に東京都が作成し、現在は全国の都道府県で導入されています。

*手のひらサイズの長方形のストラップ。赤地に白色で十字マークとハートが描かれており、赤は「ヘルプ=普通の状態ではない」ことを発信し、ハートは相手に「ヘルプする気持ちを持っていただく」という意味を含んでいます。また、裏面には、必要な支援が記載されたシールが貼ってあります。
手助けは必要な人が普段から身につけておくことで、周囲の配慮や手助けをお願いしやすくするものです。

※カードの枠に沿って切り取ると財布や手帳に携帯できるようになっています。
・ 電車・バスの中で、マークやカードを利用している人を見かけたら席をお譲りください。
・ 駅や商業施設等で、困っているマークやカードを利用している人を見かけたら、声をかける等の配慮をお願いします。
・ 災害時は、マークやカードを利用している人が安全に避難するための支援をお願いします。