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大野町

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あしあと

    ヤングケアラーをご存じですか

    • 公開日:2022年6月3日
    • 更新日:2024年2月19日
    • ID:1787

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    ヤングケアラーについて

    ヤングケアラーとは

     法令上の定義はありませんが、年齢や成長の度合いに見合わない重い責任や負担を負って、本来、大人が担うような家族の介護(障がい・病気・精神疾患のある保護者や祖父母への介護など)や兄弟姉妹の世話を日常的にする18才未満の子どものことです。

     ヤングケアラーの子どもたちは、学校に行けなかったり、友達と遊ぶ時間がなかったり、クラブ活動や宿題などの勉強の時間がつくれなかったりなど、本来守られるべき子ども自身の権利を侵害されている可能性があります。

     家庭内のデリケートな問題であることから表面化しにくく、子ども自身や周囲の大人が気付くことが難しく、本人の心身の健康だけでなく、学業や進路等子どもの将来に影響を及ぼすことも考えられます。

    ヤングケアラーの例

    ヤングケアラーの実態調査結果

     最近の厚生労働省の調査によると、小学6年生の15人に1人が、大学3年生では16人に1人が、ヤングケアラーであると回答しています。小学6年生で世話をする家族が「いる」と答えたのは6.5%で、世話の頻度が「ほぼ毎日」だった人は52%に上り、世話をしている家族の最多は「きょうだい」でした。

    ヤングケアラーへの支援

     まずは、子ども自身やまわりの大人がヤングケラーについて正しく知ることが大切です。その上で、子ども自身の意思を尊重し、本来家族の世話をすることは良いことだが、過度の負担により学業や生活に支障がでることが問題であり、ケアラーであることが直ちに良くないこと、というメッセージにならないよう留意しつつ、支援する必要があります。町では早期発見と支援に向けて、支援サービスの紹介や相談機関との連携等お手伝いをします。お気軽にご相談ください。

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