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あしあと

    水道水の有機フッ素化合物(PFOSおよびPFOA)の検査結果について

    • 公開日:2023年9月15日
    • 更新日:2023年9月21日
    • ID:2135

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    水道水の有機フッ素化合物(PFOSおよびPFOA)の検査結果について

    水道水の安全性を確認するため、町内全ての水源地(全5水源地:全7井戸)において、令和5年8月9日に原水を採水し、有機フッ素化合物の一種であるPFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)およびPFOA(ペルフルオロオクタン酸)の水質検査を実施いたしましたので、お知らせいたします。


    検査結果

    検査試料

    原水


    採水地点(全5水源地:全7井戸)

    (内訳)

    第一水源地 1井戸

    第二水源地 2井戸

    第三水源地 1井戸

    第四水源地 2井戸

    第五水源地 1井戸


    検査結果

    全ての採水地点 0.000005mg/L未満

    ※国が定める暫定目標値は0.00005mg/L以下


    有機フッ素化合物(PFOSおよびPFOA)とは

    有機フッ素化合物のうち、ペルフルオロアルキル化合物およびポリフルオロアルキル 化合物を総称して「PFAS」と呼び、1万種類以上の物質があるとされています。PFAS には炭素鎖の長さが異なる複数の同族体が存在し、その物性は炭素鎖の長さで大きく 異なりますが、中には撥水・撥油性、熱・化学的安定性等の物性を示すものがあり、そのような物質は撥水・撥油剤、界面活性剤、半導体用反射防止剤等の幅広い用途で使用されています。 

    PFAS の中でも、PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)、PFOA(ペルフルオロオクタン酸)は、幅広い用途で使用されてきました。具体的には、PFOS については、半導体用反射防止剤・レジスト、金属メッキ処理剤、泡消火薬剤などに、PFOA については、フッ素ポリマー加工助剤、界面活性剤などに主に使われてきました。PFOS、PFOA には、難分解性、高蓄積性、長距離移動性という性質があるため、現時点では北極圏なども含め世界中に広く残留しています。そして、仮に環境への排出が継続する場合には、分解が遅いために地球規模で環境中にさらに蓄積されていきます。環境や食物連鎖を通じて人の健康や動植物の生息・生育に影響を及ぼす可能性が指摘されています。

    PFOS、PFOA は、動物実験では、肝臓の機能や仔動物の体重減少等に影響を及ぼすことが指摘されています。また、人においてはコレステロール値の上昇、発がん、免疫系等との関連が報告されています。

    しかし、どの程度の量が身体に入ると影響が出るのかについてはいまだ確定的な知見はありません。そのため、現在も国際的にさまざまな知見に基づく検討が進められています。国内において、PFOS、PFOA の摂取が主たる要因と見られる個人の健康被害が発生したという事例は確認されておりませんが、環境省は厚生労働省と連携し、最新の科学的知見に基づき、暫定目標値の取扱いについて、専門家による検討を進めています。


    出典:PFOS、PFOAに関するQ&A集(2023年7月)

    環境省 PFASに対する総合戦略検討専門家会議


    外部リンク

    環境省ホームページ

    PFOS、PFOAに関するQ&A集(別ウインドウで開く)(2023年7月)


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