この計画は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律(昭和45 年法律第137号)第6 条第1 項の規定により、市町村が一般廃棄物処理に係る長期的・総合的視点に立った基本方針を明確にするものです。
本町は、平成22年3 月に策定した大野町一般廃棄物処理基本計画により、一般廃棄物の減量・資源化と適正処理を進めてきましたが、自然災害の増加や社会情勢の変化等により、廃棄物を取り巻く環境は大きく変化しており、また、脱炭素社会やSDGs(持続可能な開発目標)に対応するために、新たな課題への適切な対応が求められています。本町では、長期的視点に立ち、脱炭素社会や持続可能な社会の構築を目指したごみの減量化・リサイクルの推進及び生活排水の適正処理の推進を目的として、令和7年3月に「大野町一般廃棄物処理基本計画」を策定いたしました。
この計画において、未来の大野町やそこに住む私たちのこどもたちに良好な生活環境を引き継ぐためには、更なる「脱炭素社会・循環経済」のための取組が必要であり、3R推進のための取組、資源化の促進、廃棄物の適正処理を推進することで、環境への負荷ができる限り低減される「脱炭素社会・循環経済の構築」を目指していきます。
「脱炭素社会・循環経済」の構築を進めていくためには、住民・事業者・行政の3 者が協力・連携して実現していくことが求められています。
令和7年度から令和16年度までの10年間
大野町一般廃棄物処理基本計画